子供たちを腰痛にしないために

『子供も腰痛になるの?』で話しましたように、小学生や中学生などの子供でも腰痛になる可能性は十分にあります。

 

そういった子供の腰痛は

・腰椎分離症

・腰椎すべり症

・椎間板ヘルニア

など重篤な腰痛になることも多いです。

 

この3つの腰痛については、諸説ありますが、

極端な言い方をすれば、一生もとには戻らない可能性があります。

 

腰痛がずっと続くわけではありませんが、どれも完全に治癒することはありません。

 

つまり、子供のころに患った腰痛をその後も一生背負って生きていかなくてはならなくなるということです。

 

そうならないように周りの大人が守ってあげる必要があると私は思います。

 

 

ストレッチをよくしましょう!

 

『子供も腰痛になるの?』で話したように、子供の腰痛の原因に柔軟性の低下が原因の一つと考えます。

ですからスポーツをするときはストレッチをよくして、柔軟性を付けていくようにしましょう。

特に股関節の柔軟性が腰痛と関係がありますので重点的に行うといいでしょう。

 

 

無理をさせないようにしましょう!

 

野球で『球数制限』という言葉が最近は言われるようになりました。

これは、ピッチャーが投げすぎて肘や肩をケガしないように制限をかけるルールです。選手の体を守るために作られたルールですが、こういったルールが他のスポーツではあまり聞かれないことにとても違和感があります。

※私が知らないだけかもしれませんが・・・

 

子供たちは技術が向上する楽しさから無理をしてしまうことも多いです。

また、上手な子ほど、周りも期待してしまい無理をさせがちなように私は感じます。

 

小学生や中学生が、少しでも『体が痛い』や『すごく疲れている』などの訴えをしてきたときは、周りの大人は勇気をもって休ませるという判断をしていただきたいと思います。

 

また、『体が痛い』と訴えてきたお子さんについては、大げさだと思わずに、早めに医療機関などを受診するようお願い申し上げます。